【銀行員は頭がおかしい】辞めてよかった理由と転職後のリアルとは

この記事の著者

なまえ

外銀太郎

がいぎんたろう

プロフィール

外資系銀行勤務4年目の元地銀行員。現在33歳男性です。新卒で地元の地銀へ就職したものの、酷いパワハラと無駄な飲み会、地銀独特の社内政治に嫌気が刺し転職しました。その結果、年収700万円→1300万円へアップ。外銀はコンプラに厳しいためパワハラやオフィシャルな飲み会はほぼありません。さらに大手企業を中心とした顧客に対してグローバルな仕事ができています。このブログでは、どこにでもいる量産型の地銀行員だった私が外銀へ転職したノウハウをもとに「地銀行員が最短で外銀へ転職する方法」を発信しています。

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私は新卒で地銀へ入行し7年間働きました。

当時の私も自分の頭がおかしいんじゃないか?と錯覚するほどストレスに耐える毎日を送っていたのを覚えています。

縮小業界である地方銀行の将来性へ漫然といつも不安を募らせながら、上司に詰められ、出世競争に揉まれる日々。

あることをきっかけに、一念発起で外資系銀行へ転職しました。

この記事でわかること

  • 銀行員が頭がおかしいと言われる理由
  • 銀行員の末路とは?
  • 私が日系銀行に見切りをつけて転職した体験談

銀行のストレスから解放されたい人、どうにか環境を切り替えたい人には「こんな選択肢もあるんだな」と読んでもらえるはずです。

安心してください。

悩んでいる銀行員はあなた一人ではありません。

そして頭のおかしい銀行員なんて、いません。

冷静に、ゆっくり自身のキャリアを見つめ直して育ててほしいです。

私の体験談がその一助となれば幸いです。


銀行員が「頭がおかしい」と言われる理由

銀行員としてのキャリアを始めるとき、多くの人がイメージするのは安定した職場、堅実な仕事ぶり、そして何よりも信頼される職業ですよね。

しかし、地方銀行での実際の勤務環境は、外から見える輝かしいイメージとは大きく異なることが多いです。

私の地方銀行時代においては、過剰なストレス、パワーハラスメント、そして限りなく続く飲み会文化が日常茶飯事でした。

これらの要因が積み重なることで、銀行員たちは「頭がおかしい」と揶揄される所以ではないでしょうか。


パワハラに近いものはたくさんあった

地方銀行でのキャリアを始めた頃は、安定した職を得たと喜んでいましたが、現実は想像以上に厳しいもので。

特に営業のプレッシャーは日々の大きな負担となり、これが常態化すると心身ともに疲弊してしまいます。


地方銀行で経験したパワハラ

営業目標に少しでも届かない月があると、上司からの叱責は公然と行われました。

ある時、全員の前で「この程度の成績でどうするんだ」と叱られたことがあります。

他にも、人目のつかない場所へ連れて行かれ、胸ぐらを捕まれ叱責されたことも。


ワイシャツのボタンが飛んでいきました。


飲み会文化と地方銀行独特の社内政治による精神的負担

また、頻繁に開かれる飲み会は避けられない行事の1つ。

上司に誘われる飲み会は、欠席するわけにはいかず、ほぼ強制参加でした。

一方的な話を聞かされることが精神的な疲労を増す一因となっていました。


異常なストレスにも屈しない銀行員の精神状態

銀行員のほとんどは毎日のように感じるプレッシャーに、どうにか耐えながら仕事をしているんじゃないでしょうか。


なぜ銀行はこんなにストレスが多いのか

特に銀行という職業は地域社会に対する責任が重く、その結果として社員に課される期待も非常に大きいように感じます。失敗は許されないし、いつも完璧を求められる。

それは部下だけでなく、上司も同じ。誰も出世レースから外れるわけにはいかないのです。

だからこそ、ストレスは「仕方がない」と割り切って受け入れるしかないところがあります。


ストレスに耐えることが求められる理由

銀行界隈では我慢を強いられる環境によって体調を崩す人も珍しくないですよね。

私の同期でも休職したり、辞めるしかない人もいました。

精神的な病に悩む人もいます。私自身も何度も心身の限界を感じることがありますが、職場ではその話はタブー。

銀行員の多くは一人で抱え込んでいる人が多い印象です。




【仕事がつらいなら】銀行員はメンタルが強いわけではない

自分のキャリアに何を求めているのか、本当に満足しているのか、考えた時、外資系銀行への転職という新たな道が頭をよぎりました。


なぜ「頭のおかしい銀行員」で居続ける必要はないのか

銀行員は基本的にみんな真面目でハングリーです。

私もそうだと自覚していたり。

転職市場においてポテンシャルの高い人材の集まりだと確信しています。

高学歴の人も多いし、1歩踏み出すだけでいっきに環境と年収とプライベートを変えられる力を持った人が多いと私は確信してます。


職場は1つじゃないし、まだまだチャレンジできる

私の場合、外資系銀行で働くことで、自分の価値をより認めてもらえる環境に身を置くことができました。

外資なら個々のスキルと努力が正当に評価され、新しいチャレンジができます。

同じように馬車馬のように働くのであれば、日系の銀行のように面倒ごとが多い場所ではなくシンプルに成果主義で働きたいと思いました。

そっちの方がコスパいいよね。


メガバンクや地方銀行だけが選択肢ではない

銀行員のキャリアがメガバンクや地方銀行に限られるわけではありません。外資系銀行では、国際的な業務を経験しながら、全く異なる職場文化の中で働くことができます。これが私にとって大きな魅力でした。

一生に一度の人生。中小企業の相手ではなく、大きな仕事がしたかった。


外資系銀行でのキャリア構築のメリット

外資系銀行で働くことのメリットの1つに、グローバルな視野を持って仕事をすることができること。世界中の大手企業と直接取引するチャンスがあります。


外資系の仕事環境の特徴

外資系銀行では、成果に基づく評価が行われ、能力を存分に発揮できる環境が整っています。

また、多様なプロジェクトに関わることができ、それが自分の専門知識を広げる助けとなりました。

ついでにオフィシャルな飲み会は基本的になく、良い意味でドライです。

地銀時代に感じていた面倒事は消え去ったのも嬉しいポイント。


グローバルな視野を持ち、大手企業との取引を経験する価値

世界中の大手企業と仕事をすることで、ビジネスの最前線で活躍する経験を積むことができています。これは、地方銀行では得られなかった経験です。


【銀行員の末路は?】私が転職を決意した理由

単なる量産型の地銀行員が外資系銀行へ転職した理由と、転職までの過程をお話しします。

再現性がある方法だと思うので、転職が頭によぎっている行員の皆さんの参考になるはずです。


地銀から外資系への転職動機と準備

地銀から転職を決意した動機について、1番大きなきっかけが成果を正当に評価してもらえなかったことです。

私の成果がなかったことにされ、社内政治の上手い後輩が先に出世してしまいました。

あの時のことはショックすぎて今でも鮮明に覚えています。

今までの不満も相まって、その時に転職を決意しました。


転職準備で具体的にやったこと

まずは英語力の向上を図りました。

具体的にはTOEICで900点以上を取るために、色々と調べて毎日隙間時間も使いながら勉強。

1年で925点を取れました!

そこからは転職サイトへ登録し、レジュメ作成、エージェントとのやり取りを経て現在の職場へと就職が決まりました。


転職後の生活とキャリアはどう変化した?

外資へ転職して日系にいた時と比較して収入も考え方がガラッと変わりました。


生活の質と年収の改善

具体的に年収は600万円ほどアップ。

地銀時代のほぼ2倍。

とはいえ、東京に引っ越しましたので生活コストが上がったので、そんなに贅沢はしていません。

ただ東京という場所のおかげで遊びの幅は広がりましたね。

いろんな人と出会えて、そういう意味でも転職してよかったです。


新しい職場でのキャリア構築

外資の特徴の1つですが、基本的にみんな外資を渡り歩いている人が多いです。

地方銀行よりも圧倒的に人材の流動生が高い。

私もその刺激を受け、今の会社で働きながら目線は次の転職に向けています。

日系銀行になると、どうしても役職定年が頭をよぎりますよね。

役職定年で人生ガラリと変わっちゃう50代…多いですよね。

逆に外資なら自分のスキルを高め、さらに上を目指していける環境です。


まとめ

今回は銀行員が頭がおかしいと言われる所以と、私の経験談を交えてお話ししました。

私が地方銀行から外資系銀行へ転職した経験から言えることは、自分自身の価値観とキャリア目標に合った職場を選ぶことの重要性です。外資系銀行での勤務は、グローバルな視野を広げ、専門スキルを向上させる貴重な機会を提供してくれました。転職は単なる職場変更以上の意味を持ち、自己実現とプロフェッショナルな成長を実現するステップだと確信しています。

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